これからの時期にはスズメバチにご注意を!

これからの時期に山へ行くなら気を付けたいのが、スズメバチですよね!
身近なスズメバチには2種類ありまして、ひとつめはオオスズメバチ。

その名の通り大きいです。こどもの拳くらいでしょうか。
そして「ブオーン!」と羽音も大きいので近づいてくるとよくわかります。

もうひとつがキイロスズメバチです。

こちらは普通のハチくらいの大きさで、お腹が黄色いのが特徴です。
このキイロスズメバチは攻撃的で、民家の近くや屋根裏などにも巣をつくるので厄介です。

スズメバチは森や神社などでは木の根元などに巣を作る事もあるので、知らずに近づいて刺されるケースが多いので要注意です。
森林浴の際には足元をよく見て歩きましょう。

夏になるとこれによく似たアブが現れます。

アカウシアブと呼ばれるそうですが、似ていますね。飛び方など全然違うので一目でわかりますが、蚊のように吸血し、痛みと腫れが伴います。

対処方ですが、スズメバチは個体も大きく、巣の周りに必ずと言っていいほど警戒バチがウロウロ飛んでいます。1匹でも見つけたらしばらく動向を伺うようにしましょう。
また、木の根元に入ったりしたらその近くは避けましょう。

近くに寄ってきた場合には慌てず騒がずがポイントです!
追い払うような動作もNGです。殺虫剤なんて成功しませんから無謀と心得てください。より刺激を与えて攻撃的になります。
「その場に静かにしゃがみ込む」これが正解。
ハチは蜜を取りに巣を壊しに来るクマを意識して黒いものに攻撃性を感じますので、しゃがみ込んだ時に手で頭を覆いましょう。

森の中に入るときに黒っぽいものは良くないです。他の虫たちも引き寄せますからね。

また、周囲からかなかな飛び去ってくれない場合には巣に近づきすぎたのかもしれません。慌てずゆっくり後ろを向かずに後ずさりしてハチが離れるのを待ちましょう。

万が一刺された時には、必ず病院に行ってください。

ポイズンリムーバーなど水出し機をお持ちでも、病院には必ず行くことですね。

いつも子供たちに言うことですが、

スズメバチは人間を食べませんね?食べないのになぜ刺しますか?
それは自分の身と家族(巣)を守るためです。
私たちはあなたの敵じゃないと優しくアピールすれば、きっと安心して飛び去ってくれます。だから慌てず騒がずゆっくりと「敵じゃないよ。ほらね」としゃがんでください。

 

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